第2回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦 中国の芮乃偉、破竹の5連勝 韓国ㆍ日本1人ずつ残り··· 中国4人全員生存
中国の芮乃偉(ルイㆍナイウェイ)九段が初出場した農心白山水杯で破竹の5連勝をあげた。
9月5日から10日まで、中国吉林省延吉市に位置する農心白山水工場で開かれた第2回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦第1ラウンド6局で、中国の先鋒である芮乃偉九段が韓国の第3将である曺薰鉉(チョㆍフンヒョン)九段に白中押し勝ちました。
1ラウンドは中国5勝、韓国1勝3敗、日本3敗
韓日戦で行われた9月5日の開幕戦では韓国の金鐘秀(キ厶ㆍゾンス)九段が初勝利の主人公になった。金鐘秀九段は日本の王銘琬九段に中押し勝ち、緒戦を飾った。乱戦の末に勝った金鐘秀九段は翌日、同じ場所で行われた農心白山水杯2局で芮乃偉九段に敗れ、1勝1敗でこの大会のデビュー戦を終えた。
その後、第1ラウンドの残り試合からは芮乃偉九段の独壇場だった。
3局から6局までに連勝を続けて5連勝に成功した。
芮乃偉九段の連勝の生け贄となった棋士たちは依田紀基、徐能旭(ソㆍヌンウク)、小林光一、曺薰鉉(チョㆍフンヒョン)九段など日本と韓国の棋士らである。
連勝賞金1500万ウォンを確保した芮乃偉九段は、来年2月17日から中国上海で続行される第2ラウンドで、日本のキャプテンである武宮正樹九段と対戦する。
芮乃偉九段の連勝で韓国と日本は主将の劉昌赫(ユㆍチャンヒョク)九段と武宮正樹九段九段の1人ずつだけ残った。一方、中国は聶衞平ㆍ兪斌ㆍ曹大元九段の4人全員が生存し、優勝に有利な位置を先取りした。
前期大会では、韓国の劉昌赫九段が日本の依田紀基九段を最終局で破って、初代チャンピオンの栄誉に輝いた。今大会第1ラウンドで1勝3敗に止まった韓国は、劉昌赫九段が4連勝してこそ2連覇が可能だ。第1ラウンドで全敗を喫した日本は、武宮正樹九段が5連勝してこそ優勝できる。
(株)農心が後援し、韓国棋院が主催ㆍ主管する農心白山水杯は、韓国と中国、日本で1970年以前に生まれた棋士4人ずつでチームを構成し、連勝方式で優勝を争う。
優勝賞金は1億8000万ウォンで、本選で3連勝した場合、500万ウォンの連勝賞金(3連勝後、1勝追加の度に500万ウォン追加支給)が支給される。持ち時間はそれぞれ40分に秒読み1分1回が与えられる。
第2回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦出場選手リスト
– 韓国 : 劉昌赫ㆍ曺薰鉉ㆍ徐能旭ㆍ金鐘秀九段
– 日本 : 武宮正樹ㆍ小林光一ㆍ依田紀基ㆍ王銘琬 九段
– 中国 : 聶衞平ㆍ兪斌ㆍ曹大元ㆍ芮乃偉九段