2021年08月24日 韓国囲碁事情

紳士チームと淑女チームが連勝戦で一騎打ちを争うジジオークション杯が先月に15回目の開幕を知らせた。

ジジオークション杯は、満40歳以上(1981年生も含む)男子と女子の棋士が12名ずつチームを組み、連勝戦で優勝チームを決める。性対決である上に連勝戦という興行要素を備えているため、囲碁ファンの間で人気が高い。

2007年女子棋士とシニア男子棋士が雌雄を争う新しい大会方式として誕生したジジオークション杯は、毎年話題を呼んでおり、人気棋戦になっている。ジジオークション杯の人気はファンの関心と囲碁テレビの視聴率グラフでも確認されている。脚本がなく、また生放送であるためさらに迫力があり、老若男女がともに楽しむ勝負が興味深く、感動をさらに深めていると評価されている。

特に月曜日と火曜日の午後7時に囲碁テレビで中継され、「盤上の月火ドラマ」という別称がある。

今回の大会で紳士チームは劉昌赫(ユ·チャンヒョク)、李昌鎬(イ·チャンホ)、崔明勳(チェ·ミョンフン)九段がランキングシードを受けて本選に直行した。車敏洙(チャ·ミンス)六段ら8人が予選を通過し、李聖宰(イ·ソンジェ)九段がワイルドカードを受けた。

一方、淑女チームは崔精(チェ·ジョン)九段、呉侑珍(オ·ユジン)七段、金彩瑛(キム·チェヨン)六段がランキングシードとして本選に合流し、趙惠連(チョ·ヘヨン)九段など8人が予選を通過した。許瑞玹(ホ·ソヒョン)二段はワイルドカードの幸運を手にした。

前期大会では淑女チームが12-8で勝利して大会8回目の優勝カップを獲得したことがある。淑女チームの9番目の選手として出場した李玟眞(イ·ミンジン)八段が紳士チームの最終走者李昌鎬九段を破り4連勝の殊勲を立て、チーム優勝を決めた。

競売専門企業のジジオークションが後援する「第15期ジジオークション杯紳士對淑女連勝対抗戦」の優勝賞金は1億2000万ウォンである。3連勝の場合、200万ウォンの連勝賞金が支給され、以後1勝当たり100万ウォンの連勝賞金が追加で支給される。これまで14回の対決では、淑女チームが紳士チームを8勝6敗でリードしている。

一方、大会を後援する姜明周(カン·ミョンジュ)会長は私的な席で「100億ウォンを渡しても大会を売らない」と話すなどジジオークション杯を誇りに思っており、大会は今後とも続く見通しだ。姜明周会長は韓国棋院の理事でもある。

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