2020年05月21日 韓国囲碁事情

30ㆍ40代(1971年∼1990年)プロ棋士が出場する「烏鷺カップ30ㆍ40囲碁チャンピオンシップ」が出帆する。

対象者は1985年生まれの≪子牛三銃士≫で有名な崔哲瀚(チェチョルハン) ㆍ朴永訓(パクヨンフン)ㆍ元晟溱(ウォンソンジン)九段をはじめ、金志錫(キムジソク)ㆍ姜東潤(カンドンユン)九段等の30代112人と、李昌鎬(イチャンホ)ㆍ崔明勳(チェ·ミョンフン)ㆍ睦鎭碩(モク·ジンソク)九段などの40代35人を含む147人である。

ここ数年プロ大会は3大リーグ(KB国民銀行囲碁リーグㆍ女子囲碁リーグㆍシニア囲碁リーグ)と女子ㆍ新鋭ㆍシニア大会など制限棋戦が多くの割合を占めてきた。全棋士を対象にした総合棋戦だけに出場できる30ㆍ40代の棋士は相対的に対局チャンスが多くなかったのが現実だった。30ㆍ40囲碁チャンピオンシップはこのような理由でスタートすることになった。

出場を希望するプロ棋士は5月25日から開設される大会ホームページを通じてインターネットで参加を申し込んだ後、所定の対局条件を満たしてカットオフを通れば予選に出場する資格が与えられる。

大会申請及びカットオフは6月30日までで、予選トーナメントは7月1日から31日まで。予選通過者8人は本大会のフルリーグで順位を決め、上位4人は1位対4位、2位対3位の対決でプレーオフを経た後、決勝5番勝負で、初代チャンピオンを誕生させる予定である。

持ち時間はそれぞれ、1時間ㆍ40秒の秒読み3回ずつが与えられ、全ての対局はオンラインで行われる。

「烏鷺カップ30ㆍ40囲碁チャンピオンシップ」の優勝賞金は1500万ウォン、準優勝賞金は1000万ウォン、すべての予選対局には20万ウォンの対局料が別途、策定された。

Photo Line ▲3040囲碁チャンピオンシップの出場が予想される主な棋士。左上の時計回りに、李昌鎬ㆍ崔明勳ㆍ睦鎭碩ㆍ崔哲瀚ㆍ朴永訓ㆍ元晟溱ㆍ金志錫ㆍ姜東潤 九段

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