2020年01月14日 韓国囲碁事情

韓国棋院総裁(2∼4代)を歴任した金宇中(キム・ウジュン)元大宇(デウ)グループ会長が12月9日午後11時50分、長患いで死去した。享年83歳。

1983年9月15日、韓国棋院2代総裁に就任した金宇中元総裁は、囲碁に対する熱意がすごいことで有名だった。

1989年に出版6ヵ月ぶりに100万部が売れたエッセイ「世界は広くて、やるべきことは多い」を出版した金宇中元総裁は、長距離海外出張のたび、棋士と共に機内で碁を打ちながらストレスを解消したというニュースが報じられるほどに、囲碁マニアだった。

当時収入の少なかった専門技師の福祉のため、大宇の系列会社など企業の囲碁師範に委嘱し、給料を支給したことも、あまり知られていないエピソードだ。

貫鐵洞(クァンチョルドン)の旧会館が狭くて隘路が多いという囲碁人の提案を受け入れ、現在、韓国棋院が入居している会館の建物を喜捨した。韓国棋院は1994年9月に現位置にある会館(城東区弘益洞)に入居した。

特に総裁在任時代には東洋証券杯や真露杯など相次ぐ国際棋戦創設で、棋戦の多様化と国際化に貢献した。 故人は韓国の囲碁が世界最強に浮上する土台を作ったと評価されている。

▲90年1月に開かれた大宇造船囲碁フェスティバル当時、金宇中総裁と李昌鎬九段の指導碁。金総裁の左の方は趙南哲九段。

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