2018年12月12日 韓国囲碁事情

Posco選手團

ポスコケムテック(以下ポスコ)が2018KBリーグのチャンピオンになった。

11月17日ソウル市城東区(ソンドング)の囲碁テレビスタジオで行われた2018KB国民銀行囲碁リーグ(以下KBリーグ)のチャンピオン決定戦第2局でポスコが正官庄黄眞丹(ファンジンダン)に3-2で勝利した。

最終局 羅玄(左) vs 李昌鎬

ポスコケムテックは主将の崔哲漢(チェ チョル ハン)九段を始め卞相壹(ビョン サン イル)ㆍ羅 玄(ナ ヒョン)九段がチームの勝利を決った。

特にチームの二番目の勝ち点を挙げた卞相壹九段は自分の天敵である申眞諝(シン ジン ソ)九段を破ってチームの勝利に決定的な役割を果たした。この日の試合前まで,卞相壹九段は申眞諝九段に通算1勝10敗(9連敗中)だった。

三番勝負のチャンピオン決定戦でポスコは16日開かれた第1戦でも3-0完封勝ちを収めた。第1局で勝利した崔哲漢ㆍ羅 玄ㆍ卞相壹九段は第2局でも勝利した。結局ポスコの1∼3指名選手たちがチーム優勝の主役として活躍された。

レギュラーリーグ優勝に続いてポストシーズンまで優勝して統合チャンピオンになったポスコは2011年の優勝以来7年ぶりにKBリーグ優勝カップを奪還した。

Posco選手團

一方ディフェンディングチャンピオンの正官庄はレギュラーリーグ2位を占めた後、プレーオフ3番勝負で韓国物価情報を2-1で下してチャンピオン決定戦に進みKBリーグ2連覇に挑戦したがポスコの上昇に阻まれた。

8チームがダブルリーグ合計14ラウンド、56試合を行ってレギュラリーグの順位を決めた2018KBリーグは上位4チームがステップラダー方式でポストシーズンを行って最終順位を決った。

総規模34億ウォン(KBリーグ31億ウォン,フューチャーズリーグ3億ウォン)の2018KBリーグの優勝賞金は2億ウォンで準優勝は1億ウォン、3位6000万ウォン、4位3000万ウォンだ。

これとは別途に貸局料が支給され、それぞれ持ち時間1時間(秒読み1分1回)が与えられる長考1試合は勝者400万ウォン敗者80万ウォンの対局料が、それぞれ10分に40秒5回の早碁は勝者360万ウォン、敗者70万ウォンの対局料がそれぞれ別途に策定された。

単一棋戦では国内最大規模を誇るKBリーグ全ての試合は囲碁テレビを通じて生中継された。

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