<囲碁の日>の記念行事、11月5日に国会で開催/農心杯、中国3連勝で好発進
‘囲碁振興法’施行令制定案、大統領主宰の閣議で議決 <囲碁の日>の記念行事、11月5日に国会で開催
“囲碁振興法”施行令の制定案が10月8日、靑瓦臺で文在寅(ムン·ジェイン)大統領が出席した閣議を通じて議決された。今年3月30日に国会本会議を満場一致で通過した囲碁振興法施行令制定案は国と地方自治体が<囲碁の日>に囲碁試合や囲碁関連の学術行事、イベントなどを行うなど囲碁団体を支援できるとの根拠を設けた。
“囲碁振興法”第7条により囲碁の日が法定記念日に制定され、韓国棋院は第1回<囲碁の日>の記念行事を11月5日午前10時から議員会館2階の国会大会議室で開催される。今年最初の公式記念行事は文化体育観光部が主催し、韓国棋院と大韓囲碁協会が共同主管、国民体育振興公団と大韓体育会が後援する。
11月5日は現代韓国囲碁の開拓者である故趙南哲(チョ·ナムチョル)先生がソウル南山洞(ナムサンドン)に韓国棋院の前身である漢城(ハンソン)棋院を初めて設立した日だ。
“囲碁振興法”は▲囲碁振興のための国および地方自治体の責務▲囲碁振興基本計画の樹立·施行▲囲碁専用競技場の造成▲囲碁研究活動及び国際交流,海外拡散支援▲囲碁の日制定▲囲碁関連創業及び技術開発支援などを要点としており棋譜の商業的活用関連立法及び政策動向研究に関しても模索することを明示している。
農心杯、中国3連勝で好発進
第20回農心(ノンシム)辛ラーメン杯世界囲碁最強戦で中国が3連勝した。10月16日から19日まで北京の駐中韓国文化院で開かれた農心杯1ラウンドで中国の范廷钰九段が日本の芝野虎丸七段、韓国の申旻埈(シン·ミンジュン)九段、日本の本木克也八段を連破しながら”連勝製造機”として新たに浮上した。范廷钰九段は初出場した15回の時に3連勝、2回目の出場した18回に7連勝し、4番目の出場である今大会で3連勝中だ。
3回以上3連勝した棋士は謝赫九段、崔哲瀚(チェ·チョルハン)九段に続いて范九段が3人目だ。范九段の大会通算成績は13勝3敗になった。いずれも先鋒で収めた成績だ。 農心杯は場所を釜山(プサン)農心ホテルに移し、11月23日から第2ラウンド5∼9局を置く。続いて来年2月18日から中国の上海で優勝国が決まるまで最終第3ラウンドを行う。
中国が3勝、日本が1勝2敗、韓国が2敗をマークした北京第1ラウンドの結果、中国は5人全員を、韓国と日本は3人ずつを残した。5局は范廷钰九段と崔哲瀚九段の韓中戦で開かれる。対戦戦績は7勝1敗で崔九段が圧倒している。
一方4局を終えた范廷钰九段は”韓国選手の中で崔哲瀚九段が一番楽な相手だと感じる。選手たちが最善を尽くせば中国の優勝の可能性はとても高いと思う”と伝えた。崔哲瀚九段は”良い内容で3連勝を収めた范廷钰九段にお祝いを送る。最近はコンディションがよくないが范九段の考えが違っていることを示すため残りの期間に練習に集中したい”と言った。
韓国棋院が主催ㆍ主管して(株)農心が後援する農心辛ラーメン杯の優勝賞金は5億ウォンであり、本選で3連勝すれば、1000万ウォンの連勝賞金(3連勝後1勝追加たびに1000万ウォンの追加支給)が支給される。