杭州市の名門小学校　囲碁英才の推薦入学制度スタート

中国の囲碁世界を君臨している柯傑棋士の故郷である浙江省の省都・杭州市は「上に極楽があり、下に蘇（州）杭（州）がある」と言われるほど、中国人なら誰でも一度は訪れてみたい中国随一の風光明媚な街です。

今年6月、ここ杭州市の教育部門等と中国棋院の共催によって「2019年 杭州市棋類及び校内サッカーに関する会議」が開かれ、この会議で一つ重要な決定がなされました。

つまり杭州市の17の名門小、中学校に囲碁の才能の優れている生徒が中国棋院杭州分院の認定により実質推薦入学（転校）ができるようになりました。

中国棋院杭州分院によれば、認定基準のハードルもそれほど高くはなく、 大体1年ないし2年間囲碁を真剣に勉強すれば達する程度のものということです。

これにより杭州市の子供たちの囲碁をやる気運が一層高まることが期待されます。