2019年11月21日 中国囲碁事情

中国では1949年より1970年代末までつまり毛沢東(1976年9月死去)時代の約30年間の間に貨物列車の最後尾には必ず小屋みたいな小さな車両が一つ付いていました。

貨物列車の最後尾に付いているこの特殊な車両の役割に関してはいろいろな説がありますが、貨物列車に積んでいる荷物が盗まれていないか監視警備するのが一番の目的と思われます。

この車両には一般の乗客はもちろんのこと、たとえ鉄道関係者でもそう簡単に乗れるものではありません。

中士さんはこれに乗っただけではなく、この中でうまく相手を見つけ、対局を楽しんだのです。

この車両は非常に小さくて軽いので、当然のことよく揺れます。大体 7、8分くらいで碁譜が完全につぶれてしまうのです。なので、急いで指さなければなりません。

決して気持ち良く対局が楽しめる空間ではなかったですが、二十世紀80年代に入ってからこの変わった車両が順次撤去されてしまい、この車両の中での対局が再現できなくなったのですから、非常に貴重な体験になりました。

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