囲碁ナショナルチーム、鎮川選手村に入村
杭州アジア大会カウントダウン
囲碁ナショナルチームが8月11日、鎮川(チンチョン)選手村に入村し、第19回杭州アジア大会準備のための本格的なカウントダウンに突入した。
メディアデーを皮切りに選手村日程の出発を知らせた囲碁ナショナルチームは4泊5日間、囲碁訓練をはじめウェイトトレーニングなど体力訓練·心理相談·ドーピング教育などを通じて先輩たちが成し遂げた広州アジア大会の光栄再現を誓った。
メディアデーにはナショナルチームの睦鎭碩(モクジンソク)監督をはじめコーチングスタッフ、申真諝(シンジンソ)、崔精(チェジョン)など男女選手団、記者ら50人余りが参加してアジア大会準備事項と訓練過程に関する質疑応答およびナショナルチーム選手たちのインタビューなどで1時間にわたり進行された。
睦鎭碩監督は「他の種目の選手たちの練習を見守ることができる選手村の入村はナショナルチームとしての心構えを固める時間になるだろう」とし「技術的な訓練も並行するが、心理講演やウェイトトレーニングなどを通じて心身を整え、アジア大会で最善の結果をもたらすよう選手たちを助ける」と意気込んだ。
男女1位の申真諝ㆍ崔精、自信ある
韓国ランキング1位の申真諝九段は「アジア大会囲碁ナショナルチームとして出場するのは大きな光栄」とし「普段棋士たちは個人戦をたくさん打つが、アジア大会は個人戦よりチーム成績がもっと重要だと思うだけに、しっかり準備する」と明らかにした。
最近の世界大会で相次いで敗れたことに関する心配には、「いつも重要な競技を行っているので、普段から緊張している状態でなければならず、アジア大会が持ち越された1年間ずっと緊張した状態で一生懸命準備していたので、世界大会で1、2回負けたからといって自分の実力がどこに行くとは思わない」と毅然とした様子を見せた。
女子ランキング1位の崔精九段は「女子は個人戦がなくて残念だが、団体戦にもっと集中できるという利点もある」とし「中国·日本も強いが客観的な実力は私たちが一番強いということに異見はないだろう」と強い自信を示した。
9月24日から10月3日まで囲碁の個人戦ㆍ団体戦が相次いで行われ
2010年広州アジア大会以後13年ぶりに開かれる囲碁種目は男子個人戦と男子団体戦ㆍ女子団体戦に合わせて3個の金メダルがかかっている。
9月24日から28日まで中国杭州棋院国際交流センターで開かれる男子個人戦に韓国は国内ランキング1、2位の申真諝ㆍ朴廷桓九段が出場する。続いて9月29日から10月3日まで男女団体戦が同じ場所で同時に行われる。
韓国は広州アジア大会で男女団体戦と混成ペア戦の3種目で金メダル3個を総なめするなど金3、銅1のメダルを獲得した。
第19回(2022)杭州アジア大会囲碁ナショナルチーム
◆総監督 :
睦鎭碩(43)
◆コーチ :
洪旼杓(39)ㆍ趙寅善(33)ㆍ吳政娥(30)
◆男子ナショナルチーム(6人) ※平均年齢26.7才
申真諝(23)ㆍ朴廷桓(30)ㆍ卞相壹(26)ㆍ申旻埈(24)ㆍ金明訓(26)ㆍ李志賢(31) 九段
◆女子代表チーム(4人)※平均年齢23.8才
崔精(27)ㆍ吳侑珍(25) 九段、金彩瑛(27)八段、金恩持(16) 六段
◆種目および日程
男子個人戦 9/24(日)~9/28(木) ※申真諝ㆍ朴廷桓 九段 2名 出場
男子団体戦 9/29(金)~10/3(火)
女子団体戦 9/29(金)~10/3(火)
◆中國ㆍ日本ㆍ臺灣の選手団
◆第16回(2010)広州アジア大会部門別順位
*韓国 : 金3ㆍ銅1 *中国 : 銀3 *日本 : 銅1 *台湾 : 銅1