農心杯、10月15日に開幕 ディフェンディングチャンピオンの韓国、2連覇に挑戦
第20回農心(ノンシム)辛ラーメン杯世界囲碁最強戦が10月15日、中国北京で開幕する。
ディフェンディングチャンピオンの韓国はランキングシードを受けた朴廷桓(パク ジョン ファン)九段をはじめ国内選抜戦を通過した李セドルㆍ崔哲瀚(チェ チョル ハン)九段、安国鉉(アン グック ヒョン)八段、ワイルドカードの申旻埈九段がチームを組んで大会2連覇に挑戦する。
ワイルドカードで2回連続本選舞台に合流した申旻埈(シン ミン ジュン)九段は初出場した前期大会で6連勝を記録し、韓国チーム優勝に大きな役割をした。
中国は柯潔(カージェ)ㆍ范廷钰(ファェン テインユゥ)ㆍ時越(スーユェ)ㆍ辜梓豪(グー ズハオ)ㆍ党毅飛(ダン イフェ)九段など世界大会優勝経歴者たちでチームを構成した。
日本はエースの井山裕太九段と碁聖許家元ㆍ一力遼ㆍ本木克弥八段、芝野虎丸七段が出場する。
農心辛ラーメン杯の本選1回戦は10月16日から19日まで北京の韓国文化院で開かれ、2回戦は11月23日から27日まで韓国釜山で、3回戦は来年2月18日から22日まで上海で行われる予定だ。
韓国と中国、日本代表5人が出場する団体勝ち抜き戦方式で激突する農心辛ラーメン杯では韓国が12回、中国が6回、日本が1回ずつ優勝した。昨年の大会では申旻埈九段の6連勝と金志錫九段の終わりに韓国が5年ぶりに優勝カップを奪還した。
韓国棋院が主催ㆍ主管して(株)農心が後援する農心辛ラーメン杯の優勝賞金は5億ウォンであり、本選で3連勝すれば、1000万ウォンの連勝賞金(3連勝後1勝追加たびに1000万ウォンの追加支給)が支給される。
持ち時間はそれぞれ1時間に秒読み1分1回が与えられる。